僕の懺悔

これは僕が今までを書く場所。バカなこと、失敗談、辛かったこと、様々なことを書く。何故かって?友達に自伝があったら買うって言われたからだ。

僕がいじめました~いじめの犯人~

もう少し布団にこもりたい


いつもそう思うなか今日も体を大気に触れさせる


流石に半袖でもいられないな、なんて考えて


長袖を来て、学校へ行く


登校中は目を半開き、首と顎の角度は45度


登校班班長の僕は他の班の班長の友達と合うと


テンション低めの会話を横並びで話ながら二列の班を作る


僕の教室は三階にあって、廊下は教室がもう1つ作れるくらいの幅がある


僕の学校は廊下側の壁が取り外せるので取り外し教室を広くしていた。


教室に入るときに「おほよううございま~す」誰に言うわけでもないがそれを言うのが僕の日課


僕の班は登校が遅いからすでに多くのクラスメイトが来ている


だから、今日の雰囲気がいつもと違うことに肌には感じていた


それが分かるのはY達が数人集まって真剣に何かを話していたのが大きい


Rは風邪で休んでいた、めったに休まないから珍しい


そして、先生が教室に入ってきて顔色をみて更に何かあったことを感じとった


ただ、それでも授業は何の変哲もなく過ぎ


何かあったことは彼らの個人的なことだとみんなが思ったはず


これ以上深堀をすること小6ながらみんなしなかった




余談だが、当時のクラスメイトは僕の人生のなかで


1番大人の気遣いができると思った




今日も平凡な1日が過ぎると思った昼休み前…


真剣な顔でYのメンバー1人が僕に図工室に一緒に来るように言った



(自分が何かした?)



それをそのYのメンバーにも聞いた。


とりあえず来い


たったそれだけしか言わない


(心の準備がしたいから言ってくれ!)


そう思っても言えないらしいから、


恐れながら彼の後を歩いて図工室に向かった




電気のついていない図工室はじめじめしていて少し暗い


先生とYともう1人は手前の四人座れる大きな机の席にすわってやはり真剣な眼差しだった


僕は向かいに座って


「何か自分がやったのかな」と呟いた


先生は


「なんも覚えはないの?」少し強めに聞いてきた


僕は全く分からなかった




こう言ったら読者さんからは苛めた僕は自覚が無いヤバい奴と思うだろう。


そう思われても仕方がない



沈黙が少し終えると先生が話をはじめた。


Y達は予め話を聞いていて当初の状況も話していたらしい


「昨日Rに水かけたでしょ?」


僕は


(はっ?)


これは思い当たる節がある『はっ?』じゃない


なにいってんだこいつの『はっ?』である


言葉使いが悪くなってしまったが、前回話したように


僕がかけたのはほんの少し、しかも防水のズボンに水がとんだぐらいのはず、水をかけたという言われ方に修正がしたかった


そして昨日は普通にRと楽しく話していた


Yが僕のことをどんな風に先生に説明したのか、僕はYの顔を見た


Yはリーダーとしてクラスの問題を解決しなくてはならないという責任感の顔で真剣に机に目を下ろしていた


他のYのメンバーも同じだった


僕は怒りを感じた


(お前が主犯であり、お前らがやったんだろ。)


(そして、お前らがするべき顔は良くないことをしてしまったという反省の顔だろ)


と、僕は思った。


でも、やったことには変わりがない


それは認めざるおえない


僕は共犯の1人としてRのお母さんからの連絡の話を聞いた


話によるとRは水風船の件で学校に行きたくないとお母さんに言ったらしい。


それを聞いたお母さんがRに秘密で担任の先生に連絡をしたという流れだった


だから、この件は他のクラスのメンバーにも秘密だし、もちろんRにも秘密だと言われ


明日から学校に来るRには普通に接して欲しいと言われた


話は昼休みいっぱいに使った


なんかやるせない気持ちがいっぱいだった、




僕はRをいじめた



つづく…






Yは僕が何をしたのか先生にしっかり伝えたのか
Rは僕が先生に呼び出されて怒られたことを知っているか
先生は僕がいじめて自覚がないと思っているのか


それを少し僕に懺悔して欲しいと思っている





※この話には考える基準があると思う


・そもそもこれが苛めかどうか、
(普段から嫌がらせをYがしている訳でないし、嫌かもしれないけどある程度の距離感でYは接していた)


・僕がいじめに関与した、しないで話すというレベルで良
いのか


・つまり、そもそもいじめを見てみぬふりをするなと言う
意見


・Rがそもそも嘘つきで自分勝手という性格
(つまり他人から嫌がられてもしょうがないという観点)


・なんでそんなRと付き合わなくてはならないといけない
という意見
(我慢している方の身は考えなくていいのかという観点)



※世の中にはびこるいじめはたくさんのケースがあります。この話はその1つに過ぎません。