僕の懺悔

これは僕が今までを書く場所。バカなこと、失敗談、辛かったこと、様々なことを書く。何故かって?友達に自伝があったら買うって言われたからだ。

僕がいじめました~参加の代償~

小学生は冬でも水風船で遊ぶ


これは小学生、中学生の特権


流行りは季節に左右されない



子供はいつでも暇じゃないわけでもない


1つの流行り、例えば前に書いた秘密基地、ショッピングセンター、鬼ごっこ、ゲーム


これらはやっぱり飽きや、息抜きとして違うことがやりたくなる


流行りが移り変わるとき、僕らは地元のお店を


ぷらぷらと歩いていた


おもちゃコーナーをダラダラ歩きながら並べられた商品を


取って見て話したり、指を指して笑ったり


そして、目に入ったのは水風船


手にとって小学校低学年の頃に遊んだこと


思いだし、


「やっちゃう?」


これは良くないノリだと分かってても言ってしまうこと


今でもその場の空気にあわせて、後々面倒になることを分かってても言ってしまうことがある


水風船は次のクラスの流行りになって


今度はクラスの中心のY達ともやることになった


クラスの10人、放課後に学校の隣にある公園に集まり


2チームに別れて水の爆弾を投げあう


風船に水を入れ、サブアイテムの水鉄砲にも水を入れる


さぁ、始めるぞ…


と、そのとき…


Rが来た。


みんな雰囲気が変わった。


てっきり僕は誰かが誘っていたと思っていたのだが


誰も誘っていなかったらしい


だから、YをはじめとしてYと仲がいいメンバーは嫌な顔してなんで来たのかとメンバー内で話していた


僕はあまりRに対して何とも思っていなかったから


人数が増えるという観点から嬉しかった


ただ、Yの言いたい気持ちも分かる


嫌いになった友達が勝手に遊びに参加するのは凄く嫌だ


これは僕も小3の頃にあった



ケンカした友達と遊ばなくなり、他の友達と家でゲームをやっていた。


すると、そのケンカした友達が僕の家にインターホンを
押して


「遊べる?」


僕は


「ごめん、遊べない」


家の前に数個の自転車を置かれてるのを無視して言った


すると、お母さんとおばあちゃんが僕に怒った


そして、仕方なく家に入れて一緒にゲームをやった


そんな記憶が今でも残っている


逆に僕が遊ぶ約束をしていない友達の家に行ったこともあった


やはり、相手の反応は冷たかった、そのときもその家の親が入れてくれたが


友達との壁がそこにはあり、気持ちのいいものではなった



だから、Yの気持ちは凄く分かる。だから、Yが良くないとは言えない。人の心理としてありえることだと思う。


とりあえず、話が解決するまでRが参加しようとしまいとどうでもいい人達で適当に時間を潰していると


話が済んだらしく


YはRに参加の条件を出した。


それはみんなが一回ずつRに対して水をかけるというものだった


Rはまだ自転車から降りていなかったところに


Yのメンバーともろもろが集まった、


僕はどうも思ってなかったから、少し離れたところで


ことが済むのをまった


Yは「みんな終わった?」


僕の方を見て「やった?」


と、聞いてきた。


僕は「俺はいいよ」


すると、Yは僕に対してきまりが悪そうな顔をして


「やらないと始められないよ」


と言うから、


「俺は別に嫌じゃないからやらなくてもいいよ」


「でも、みんなやったよ」と言う


その場には水をかけなくてはいけない雰囲気が流れていた


僕はしょうがないくやることにした。


「どこにかければいい?」


Rは防水のズボンを穿いていたらしく長ズボンのスネ辺りを指差した。


そして、僕は「ここらへん?」


と聞いて彼の服に水鉄砲の水を吹きかけた。


水は服を弾きゆっくりと重力に引っ張られ少し降りたところで止まった


Yは「足りねぇよ」といって背を向けて離れた


なんとか、参加条件は終えてみんなで遊んだ


季節は冬が始まったばかりて、水は凄く冷たかった。




つづく…



この記事ではYは凄く悪い奴に見えるかも知れない、


けれど、そんなこともないのは分かって欲しい


特別面白い訳ではないけど、野球児特有のノリで


クラスを引っ張ってくれていたし、まとめるのは彼がやってくれてた


だから、僕は彼を悪者のように書いていることに懺悔