僕の懺悔

これは僕が今までを書く場所。バカなこと、失敗談、辛かったこと、様々なことを書く。何故かって?友達に自伝があったら買うって言われたからだ。

親友が消えたその日から その3【彼と私】

中学に入って、彼と私はよく一緒に登校した


心地のよい春風とともに新たな場所で、新たな出会い


日々は楽しく過ぎようとしていた。


そんな日々はだんだんと人生の幕を閉じる序章である。


そのきっかけは彼によって引き留められつつ


彼により着々とすすむ


最近、彼は私を気に掛けている


私の兄と同じ道を進むのではないかと思っているからだ






中学に入る数日前のこと


彼は私にこう言った


「中学で一緒にサッカー部に入いらない?」


私は了承した


彼はスパイクをくれた


それからは時間があれば彼はサッカーを教えてくれた


中学校がはじまって、部活も始まった。


彼の家が私の家と学校の間にあっため


登校するときは彼の家によって一緒に行くことになっていた。


はじめは毎日仲良く登校していた。


しかし、慣れてくると彼はよく寝坊していた。


だから、結局彼の家に寄り、そして1人で学校に行くことが多かった


部活が始まると彼は怪我をしていた。


だから、部活に来なかった。


私は1人で部活に参加していた


ただ、サッカー部には仲の良い友達が何人かいたから
普通に楽しかった


毎日のように彼の家に着くと先に行ってと言われ1人で学校に向かった


ある日、私は朝練で嘔吐した


やはり、インドア派の私にはきつい


彼は度々部活に入らなくてもいいんじゃないかといってくれたのだが


私は頑固だったため、彼の気遣いを断り部活に通いつづけた。


桜の花も散り、だんだんと桜の木に青葉が生える


彼とはクラスが一緒で良く一緒にいたのだけれど、


彼にも私にも友達が増えてきた


それから彼はそんなクラスの仲間同士仲良くなって


私との会話は少なくなっていった


別に親友として離れたわけではないのだが


彼は私のことを彼の心の割合から減って他のクラスメイトとの友情を増やしていった。


彼の態度は少なくとも昔に比べて冷たくなっていった


小さな喧嘩は幼いころからあった


けど、何だかんだいつまでも親友だったから私達が離れることはないと思っていた


最後の最後は私と彼に違いない


そう、私が彼の親友だ






中学最初の夏休みがきた


私の学校では自習教室が図書室で開かれた


初日、私は彼に一緒に行こうと誘われた


私は了承したが、


初日彼は来なかった


覚えてはないが、なにか寝坊のようなしょうもないことだった


私はしょうがなく1人で行った


次の日は小学校からの友達と行った


すると、彼はいた


彼はサッカー部の仲間といた


彼とは図書室に入ってすぐ目があった


彼は他人のような顔をしてすぐ視線をサッカー部の仲間のほうへもどした


それから、彼と私は別の席で勉強し、


彼は途中で帰っていった


私は彼に憤りを感じたと同時に寂しくなった



次の日、私は自習教室に行かなかった


その次の日も、その次の日も



それから、私は部活に行かなくなった


その次の部活も、その次の部活も



2学期になって、私は学校に行かなくなった


2年生になっても、3年生になっても






つづく…