僕の懺悔

これは僕が今までを書く場所。バカなこと、失敗談、辛かったこと、様々なことを書く。何故かって?友達に自伝があったら買うって言われたからだ。

僕、サッカーやめます。その7【全日本少年サッカー大会編】

僕はもうこのチームにいるのが辛かった


どんどんチームのみんなと実力は離れていき


僕は落ちこぼれた


とうとう小学6年になって小さい頃から夢にみた


全日本少年サッカー大会


低学年のころから親と大会を見に行っていた


いつか自分もここでプレーしたいと思っていた


しかし、現実は違う


試合に出れるかどうかの世界だった


僕はベンチからチームの試合を眺めていた


予選は難なくすすみ、決勝リーグにすすむ


試合前になれば


ウォーミングアップがはじまるけど、そのなかで僕は


鳥かごというパス回しがだいっきらいだった。


鳥かごは1人がボールとる役で他がボールとる役を囲って


ボールをとられないようにボールをまわすゲーム


僕はもうみんなの鴨だった


とる役は僕を狙ってくる


そして僕はとる役となってずっとボールをまわされてしまい。


ずっと変わることができない


今思えば、仲間は僕にねらいを絞りプレッシャーを


僕だけにかけていた気がする


このチームいる限り、僕は籠の中の鳥として生きていることを実感した


だんだんと僕の試合の出る機会は無くなった


県大会、準決勝に入ったときだった、僕らにとって因縁のチームとぶつかった


それは同じJチームの相手だった


Jの下部組織のジュニアには数個のチームがあったりする


県内の北、東、南、西など


僕の住んでいた県には2チームあってそのもう一方と戦うことになったのだ


僕は当然のようにベンチスタート、


天気は曇り、雨が軽く降って寒かった


僕のチームはそんな因縁の敵にたいして凄く弱い


それはチームに属す僕は知っていた


逆に僕はそんな敵に対して気持ちが上がる男だった


どちらも得点が入らず引き分けのまま


試合も中盤に差し掛かってコーチは僕に


「ウォーミングアップしといて」と声をかけた


僕はいよいよ自分の番がきたと思い燃えてきた


ストレッチをしてジョギングをはじめた


しかし、いっこうに出番がこない


ついに、僕のチームは失点をしてしまった。


同じくアップをしていた仲間が呼ばれ


僕はまだ呼ばれない


僕はコーチを信じて、自分の出番が来ると信じてジョギングをずっとしていた


絶えずジョギングをしていた



その時、笛はなった


試合終了のふえ




僕の夏は終わった