初恋失敗〜告白!?と春休み編〜
小学校を卒業して、春休みに入る。
大人になった今、四季全てが好きになった。
それは、子供の頃の情景が各季節の匂いや、肌にあたる風の感覚で思い出して懐かしいと感じているからだと思う。(いろんなことがあったなー)
中には小学校を卒業したときの春もある。
あの春は、中学に遊びの幅やまた多くの友達が出来るだろうと様々な希望の光ようなものが思い出のイメージだ。
当時は遊戯王カードにもはまっていて少し離れたショッピングセンターにカード買いに行ったりもした。
確か、卒業前の3学期頃に秘密基地も新たに作った。あまり秘密といえるほど隠れてはなかった。
メンバーは、クラスの友達だけになって、そこにクラスのみんなを呼びクラスパーティーをやったりした。
企画者は、僕でお菓子もおこずかいから2000円だしてやった。本当は後で割り勘のはずが、お金を徴収するのは気が引けた。それでも、クラスの友達に言った。けど、なぜかだしてくれたのは数人。なぜみんな出してくれなかったのか未だに謎だ。お金がなかったのかな?
途中から、お金を徴収するのはやめた。数人だけに貰うのは不公平だと思った。
ただ、tちゃんは出してくれた。
僕が「いらないよ」と言っても
tちゃんは「わるいよ」と言って渡してくれた。さすが僕が好きになっただけあると恥ずかしながらも心で思った。
もちろん、他の女子1,2人もくれた。
ここで、秘密基地の目印となる木に登って一部の男子は遊ぶ、女子はジュースの入った紙コップも持ちながら下で、バカな男たちを眺めながら立ち話。
秘密基地でパーティーは数回やり、一回は担任の先生も呼んだ。
ここで、思い出だしたのはここで担任の先生に色紙をクラスのみんなで書いたこともあった。
以前、一緒にチャリ旅をしたyが僕に大きな声でとんでもないことを言った。
「また今度もパンティーやろうね!」
彼はパーティーとパンティーを間違って言ってしまった!
クラスの女子はドン引き。男子はやったなって顔で無言。
彼はいったすぐそば口を手で押さえ、顔が真っ青。
僕はその状況が面白くて1人で爆笑。ただ女子の顔は見れなかった。
女子がいないときは、わりと平然と男子は下ネタを言ったりしてみんなで笑ったりするが、女子がいるときはさすがに気を使い言わないのが世の常だ
(今はもちろん言わない)
そんな感じで日々は過ぎ、春休みも終わりに近づく。僕は以前メアドを交換したクラスの女子1人にtちゃんのメアドを貰う作戦を練った。
さすがにtちゃんだけ貰うのはバレそうだから数人の女子のメアドをもうらうことにした。沢山の友達のメアド欲しいという名目で
で、tちゃんのメアドを貰うと早速メールした。よろしくと。
そして、たまに他愛のない話をしながらとうとう告白しようと決めた。
公園に呼ぶか、メールにするか、電話にするか、悩んだ末。電話に決めた。直接言うほど勇気はなかった。
中学校の入学式が近づくなか、昼下がりに僕は家でトイレに入った。そして、ガラケーを開きtちゃんの電話番号にまでボタンを押して進んだ。あと、一回ボタンを押すだけで電話が始まる。何度も親指をボタンの上においては引っ込める。
もう、悩むのは押してからにしようと決めた。ついにボタンを押す…
ピロピロピロ…
ガチャ
「もしもし~。なに~?」
彼女の元気で優しい声が僕の真剣な気持ちを崩した。
「あ、あのさ…」
僕はとっさに違うことをいってしまった。
「明日、入学式なに持っていくの?」
すると彼女は元気よく
「明日は◯◯と◇◇だよ!」
「ありがとう。じゃあ、入学式で」
「うん、入学式で!」
僕はそれで電話を切ってしまった。
告白をすることができなかった。これが今後ずっと後悔するとは思わなかった。
初恋失敗小学校編~完~
~僕のちょっと雑談~
1
春休み中にクラスの友達が遊びにきた。
「秘密基地いい場所見つけたよ。」
「まじ!教えて!」
そこは学区からはずれた。空き地のような場所だった。そこの土地だけ細い竹の林ができていて、中の細い竹を切って今までにない声以外絶対ばれない秘密基地を作った。
春休みはよくそこへいった。各自部屋を作り自分の好きなように装飾した。
春休みはよく行った。
中学なってからは自然と忘れられていった。
2
yは天然だ。だから、何かやらかす。tちゃんとワンピースの話をしているとチョッパーのことを間違えてチョッパイパイと言ったらしい。
「yってそんなこというんだー」
と、tちゃんに引かれたらしい。
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